音読はなぜ大切?すべての教科につながる読む力の育て方|春日市のりく学習塾

小学生のお子さんがいるご家庭では、学校から音読の宿題が出ることが多いと思います。

「忙しくてなかなか聞いてあげられない」「聞いてはいるけど、どこを見ればいいか分からない」「すらすら読めているように聞こえるけど、本当に理解しているのかな」

こんなふうに感じている保護者の方も多いのではないでしょうか。

音読は、ただ声に出して読めばいいというものではありません。毎日の宿題として取り組むことはもちろん大切ですが、音読には「文章を読む体力」を育てる意味もあります。

文章を読むことに慣れていない子は、長い文章を見ただけで疲れてしまうことがあります。途中で集中が切れたり、問題文の条件を読み落としたり、最後まで読まずに答えを考え始めたりすることもあります。そういう子にとって、音読は文章に慣れるための大切な練習の一つです。


読む力は、すべての教科につながります

「国語の力」というと、物語文を読む・説明文を読む・漢字を覚えるといったイメージがあるかもしれません。でも、文章を読む力は国語だけで使うものではありません。

算数や数学の文章題では、問題文を最後まで読んで、何を聞かれているのかをつかむ必要があります。「全部でいくつか」なのか、「残りはいくつか」なのか、「何倍か」なのか。問題文の読み取りがあいまいなまま計算を始めると、計算は合っていても答え方を間違えてしまうことがあります。

英語や社会、理科の記述問題でも同じです。「理由を書きなさい」「資料をもとに説明しなさい」「条件に合うように答えなさい」こういう問題では、本文や資料だけでなく、問題文の条件まで正しく読むことが必要です。

つまり、読む力はすべての教科の土台になります。だからこそ、音読を「国語の宿題」としてだけ見るのではなく、すべての教科につながる学習の土台づくりとして考えてみてほしいと思います。


音読で見るポイントは「はきはき・すらすら・正しく」

では、音読を聞くときにどこを見ればいいのか。大きく3つあると思っています。

1つ目は、はきはき読めているか。 声が小さすぎたり語尾が消えてしまったりすると、自分でも何を読んでいるか分かりにくくなります。はきはき読むことは、言葉を一つひとつ意識して読むことにもつながります。

2つ目は、すらすら読めているか。 何度も止まってしまう、変なところで区切ってしまう、同じ行を読み直してしまう。こういう場合は、文章の流れをつかむのに時間がかかっている可能性があります。

3つ目は、正しく読めているか。 漢字を読み間違えていないか、言葉を飛ばしていないか、勝手に別の言葉に置き換えて読んでいないか。正しく読めていないと、文章の意味も変わってしまいます。

「はきはき・すらすら・正しく」読めている子は、文章の内容を理解しながら読めていることが多いと感じます。逆に、音読で何度もつまずく場合は、言葉の意味や文のつながりで止まっている可能性があります。音読は、読む力の状態を見る手がかりにもなります。


テスト前には、同じ文章を10回ほど読んでみる

小学校の単元テストや中学校の定期テストでは、授業で扱った文章から出題されることもあります。そのため、テスト前には教科書の本文を何度か音読しておくことをおすすめします。

目安として、同じ文章を10回ほど読んでみるのもいいと思います。1回読んだだけでは文章の流れをつかみにくいことがありますが、何度か声に出して読むことで、言葉のつながりや段落の流れに慣れていきます。

「この段落では何を説明しているのか」「この登場人物はどんな気持ちなのか」「筆者が一番伝えたいことは何か」こうしたことを考えながら音読できると、さらにいいです。ただ読むだけでなく、読みながら内容を思い出すことが大切です。


家庭で音読を見るのは、簡単ではありません

とはいえ、家庭で毎日音読をしっかり聞くのは簡単ではありません。仕事や家事で忙しい中、毎回じっくり聞く時間を取るのは大変です。

「どこまで読めていればいいのか」「読み間違いをどこまで直せばいいのか」「すらすら読めているけど、理解しているかは分からない」と迷うこともあると思います。

音読はシンプルな学習に見えますが、実は子どもの読む力が表れやすい学習でもあります。読み方に不自然さがあるとき、そこには言葉の意味、文のつながり、文章全体の理解など、さまざまなつまずきが隠れていることがあります。

だからこそ、音読を「ただ読む宿題」として終わらせず、読む力を育てる機会として生かしていけるといいと思います。


りく学習塾では、読む力も学習の土台として大切にします

りく学習塾は、福岡県春日市の小学4年生〜中学3年生対象の学習塾です。春日市・春日南中学校区・春日南小学校区周辺を中心に、勉強のやり方から整えたいご家庭の学習相談を行っています。

元小学校教師が運営し、少人数×個別指導で一人ひとりの状況に合わせた個別学習・個別指導・個別最適指導を大切にしています。

国語の音読や読解は、国語だけの問題ではありません。文章を最後まで読む力、問題文の条件を読む力、資料や説明を読んで理解する力。これらは算数・数学、英語、理科、社会にもつながります。

「何を勉強するか」だけでなく、「どのように読むか」「どの順番で取り組むか」「どこまでできればいいか」も整理しながら進めていきます。

「国語の文章を読むのが苦手」「文章題を最後まで読めていない気がする」「問題文の条件をよく読み落とす」「音読の宿題をどう見ればいいか分からない」という方は、お気軽にご相談ください。

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