子どもの将来に役立つ経験① スポーツで育つ力とは?|福岡県春日市 りく学習塾

「スポーツをすると、勉強する時間が減るのでは?」

そう心配される保護者の方もいらっしゃると思います。

たしかに、小学生・中学生にとって、勉強時間を確保することは大切です。
中学生になると、定期テスト、学校ワーク、部活動、習い事などで、毎日がかなり忙しくなります。

ただ、スポーツは「勉強時間を奪うもの」とだけ考える必要はないかもしれません。

スポーツ経験は、体力づくりだけでなく、子どもの将来に必要な力を育てる経験にもなり得ます。

たとえば、続ける力。
仲間と協力する力。
負けても立ち直る力。
ルールを守る力。
目標に向けて努力する力。

こうした力は、テストの点数のようにすぐ数字で見えるものではありません。
しかし、将来社会に出たときに、とても大切になる力だと思います。

スポーツ経験と将来の力

中室牧子さんの『科学的根拠で子育て』でも、子どもの将来に関わる経験として、スポーツ経験が紹介されています。

研究でも、子どものころのスポーツ経験と、将来の収入や就職、非認知能力との関係が調べられています。

たとえば、Cabaneらの研究では、学校時代のスポーツ参加が、大人になってからの労働市場での成果と関係しているかが分析されています。この研究では、スポーツ参加が非認知能力を育てたり、それを示すサインになったりする可能性があると考えられています。

ただし、ここで注意したいのは、

「スポーツをすれば必ず収入が上がる」
「スポーツをすれば必ず成績が上がる」

という単純な話ではないということです。

研究で示されているのは、あくまで「スポーツ経験と将来の成果に関連が見られる可能性がある」ということです。
家庭環境、本人の性格、学校環境、指導者との出会いなど、さまざまな要因が関係していると考える方が自然です。

また、履歴書にスポーツ経験を記載した場合の採用への影響を調べた研究では、全体として面接依頼や返信率に有意な差は見られなかったという結果もあります。つまり、「スポーツ経験があれば必ず就職で有利」とまでは言えません。

だからこそ、この記事では断定ではなく、次のように考えたいと思います。

スポーツ経験は、将来につながる力を育てる一つの経験になり得る。

これが、今回お伝えしたい中心です。

スポーツで育つ可能性のある「非認知能力」

スポーツを通して育つ可能性がある力の一つに、非認知能力があります。

非認知能力とは、テストの点数では測りにくい力のことです。

たとえば、

・粘り強く続ける力
・仲間と協力する力
・気持ちを切り替える力
・約束やルールを守る力
・目標に向かって努力する力
・失敗しても立ち直る力

などです。

スポーツでは、勝つこともあれば負けることもあります。
うまくいく日もあれば、思うように動けない日もあります。

それでも練習を続ける。
チームの中で役割を果たす。
悔しい気持ちを次につなげる。

こうした経験は、勉強にも、将来の仕事にもつながる力になっていく可能性があります。

非認知能力については、別の記事で改めて詳しく紹介したいと思います。

スポーツは勉強時間を減らすだけなのか

保護者の方にとって気になるのは、

「スポーツをすると、その分、勉強時間が減るのでは?」

という点だと思います。

もちろん、練習量が多すぎたり、睡眠時間が削られたり、疲れすぎたりすれば、勉強に影響が出ることはあります。

ただ、スポーツに使う時間が、必ずしも勉強時間だけを減らすとは限りません。

ドイツの子どもを対象にした研究では、スポーツクラブへの参加が学校成績や行動面に良い影響を持つ可能性が示されています。また、その一部は、テレビを見るような受動的な余暇時間が減ることで説明できる可能性があるとされています。

つまり、スポーツをすることで減るのは、勉強時間ではなく、テレビやスマホなどの受け身の時間である可能性もあります。

もちろん、これもすべての子に当てはまるわけではありません。

ただ、スポーツをすることが、必ずしも勉強にとってマイナスになるとは限らない。
この視点は、持っておいてよいと思います。

学力や学校生活との関係

スポーツ経験は、学力や学校生活とも関係している可能性があります。

学校での運動、体育、スポーツと学業成績との関係を整理したレビューでは、身体活動や学校スポーツは、学業に悪影響を与えるとは限らず、むしろ集中力や学校生活に関わる要素と関係する可能性が示されています。

また、スポーツ参加を続けた子どもは、欠席が少ないことや、注意力、記憶、学業成績などと良い関連が見られたとする研究紹介もあります。

ただし、ここでも大切なのは、断定しすぎないことです。

スポーツをすれば必ず成績が上がるわけではありません。
スポーツだけで学力が伸びるわけでもありません。

けれど、スポーツを通して自尊心が高まったり、学校生活への前向きさが育ったり、生活リズムが整ったりすることで、結果として学習にも良い影響が出る可能性はあると思います。

大切なのは、勉強・運動・休息のバランス

ここまで見ると、スポーツには良い面がたくさんあるように感じます。

ただし、スポーツが良いからといって、やりすぎればよいわけではありません。

過度な練習。
睡眠不足。
疲れすぎ。
食事や休息の不足。
勉強時間が極端に足りない状態。

こうなってしまうと、スポーツも勉強も苦しくなります。

大切なのは、勉強・運動・休息のバランスです。

スポーツや部活動、習い事を続けながら、学習習慣も整えていく。
これが、子どもにとって無理のない形だと思います。

りく学習塾で大切にしていること

りく学習塾では、スポーツや習い事を否定するのではなく、部活動や習い事と両立しながら学習習慣を整えることを大切にしています。

春日市・春日南中学校区・春日南小学校区周辺でも、部活動やスポーツ、習い事で忙しい小学生・中学生は多いと思います。

忙しい子にとって大切なのは、

「いつ勉強するか」
「何を勉強するか」
「どこまで取り組むか」

をはっきりさせることです。

時間がたくさんあるから勉強できる、というわけではありません。

限られた時間の中でも、やることが整理されていれば、学習は進めやすくなります。

りく学習塾では、フレックス制を採用しており、通塾時間を選びやすい形にしています。
部活動や習い事と両立しながら、無理なく学習を続けられる環境を整えています。

スポーツも、勉強も、どちらも子どもの成長につながる大切な経験です。

どちらか一方をあきらめるのではなく、生活の中でうまく両立できる形を考えていきたいと思っています。

りく学習塾は、元小学校教師が運営する、朝7時から学べる学習塾です。

春日市・春日南中学校区・春日南小学校区周辺の小学生・中学生を対象に、2026年6月新規開校します。

現在、5月プレオープン実施中です。

小学4年生から中学3年生を対象に、一人ひとりに合わせて学習を進めています。

無料相談・体験授業について

無料相談は30分、体験授業は60分・1,100円で受付しています。

「部活動や習い事と両立できるか相談したい」
「忙しい中で学習習慣をつけたい」
「うちの子に合う勉強の進め方を知りたい」

そんな内容でも大丈夫です。

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